2017/06/22

青いとり保育園裁判 大阪高裁第1回口頭弁論の日時決定

京都市立病院院内保育園「青いとり保育園不当解雇」裁判の大阪高裁での第一回目の口頭弁論の日程が決まりました。

2017年9月15日(金) 14:30〜
大阪高裁別館 8階 82号法廷です。

当日は大阪高裁へのマイクロバス「あおいとりバス」を走らせる予定です。
ぜひ、今からご都合をつけていただき、傍聴参加よろしくお願いいたします。
バスの詳細が決まれば追ってお知らせいたします。

大阪高裁に「公正・公平な判決を求める要請署名」に取り組みます。
京都地裁が認めなかった京都市と市立病院機構の雇用責任を明らかにするよう、大阪高裁に求めていきます。
京都地裁への要請署名に取り組んでいただいたお力を、今度は大阪高裁へ向けていただきますようお願いいたします。
お手元に要請署名なければ、京都地本にご連絡ください。075-813-4800
または、こちらからダウンロードしてください。






以下は、6月20日、市立病院前宣伝での北垣さん(原告)の訴えです。
現在の心境や決意が伝わってきます。


 青いとり不当解雇裁判、原告の北垣です。裁判を始めて、もうすぐ2年がたとうとしています。
 この間、皆さんから、たくさんのご支援や、あたたかい励ましをいただき、本当にありがとうございました。4月19日、京都地裁は、私たちの訴えを棄却する、不当判決を行いました。

 判決文では、「保育園児の健全な発達にとって、保育の継続性が重要なものであり、そのような保育の継続性の観点から、保育士が大幅に入れ替わることが好ましくない」と、認めているにも関わらず、それは、「子どもや保護者の利益」であって、「保育士の雇用の継続を保障するものではない」としたことは、とても矛盾した判断であり、全く納得いくものではありませんでした。
 実際に、保育士が全員入れ替わったことによって、中には円形脱毛症になった子がいたり、おねしょが続いたり、1年以上も腹痛を訴えるなど、子どもたちは大きなストレスを受けました。
子どもたちを守るために、司法が一歩前に進んだ判断を下すべきだったのではないでしょうか? 

 私たち保育者自身も、長年、市立病院の職員を支えてがんばってきたのに、もういらないと、お荷物のように切り捨てられ、すべてを否定されたかのような、悲しくつらい思いをしました。
 子どもたち一人一人のことも、どんなことを大事に保育してきたかも、伝えられず、胸を切り裂かれる思いで、青いとりを離れたのを、昨日のことのように思い出します。

 私たちが子どもたちと別れてもう2年以上たち、幼児クラスの子どもたちも、卒園して小学校1、2年生です。なのに、未だに、たまに会うと、当時担任していた保育士にべったりくっついて甘えたり、受け止めてもらいたい思いを引きずっている様子などを聞くと、京都市と市立病院が、保護者や子どもたち、職員の願いを無視し、無理やり、子どもたちと私たち保育士を切り離したことが、いかにひどいことだったかと、改めて怒りがわいてきます。
 大幅に入れ替わるどころか、全員がいなくなるという、見放された、悲しい思いを体験した、子どもたちの心の傷は、とても深く、簡単には癒えないのだということを、京都市も病院も、しっかり認識してほしいです。

 私たちと同じような解雇事件は、国立病院の院内保育所でも起こっていて、塩崎厚生労働大臣も、国会で、「事業者が変わっても、保育士が同じ職場で勤務が継続できるようにすることを第一として、子どものためにも、保育士のためにもスムーズな移行ができるようにしたい」と答弁しています。

 委託事業者が変われば、保育士ばかりでなく、保育内容も変わるというのでは、子どもたちも安心して生活できません。
 保育園は、子どもが1日の大半の時間を過ごす、生活の場であり、『ひるまのおうち』のようなものです。一人一人の子どもの心に寄り添い、集団の中で、心と体が豊かに成長・発達していけるよう、職員みんなで、それを保障していくのが、私たち保育者の役割でもあります。
 だからこそ専門性が求められ、その専門性を高めるためにも、継続して働き続けることが大事なのです。
 未来を見て育つ子どもたちと同様、保育士もまた、子育てしながら生き生きと働く先輩保育士の姿を見て、そして職員同士支え合う中で、ずっと働き続けたいと願うし、いろんなことを学んで、素敵な保育士になりたいと頑張れるのです。 
              
 私たちは、国や行政の都合で、子どもたちが犠牲になることが、二度と、おこらないように、そして、保育士の処遇の改善とともに、雇用の継続が、保育の質を高め、保育士不足が続いている、今の現状の改善にもつながると、裁判を続けることを決意し、4月28日、大阪高裁に控訴しました。
 9月15日には、第1回目の口頭弁論が予定されています。
 今度こそ、勝利判決を勝ち取れるよう、みんなで頑張っていきますので、引き続き、ご支援をよろしくお願いします。

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