2015/10/04

青いとり裁判闘争 京都市役所前宣伝




10月1日に定例の京都市役所前宣伝を行いました。
9月市会の代表質問の日でもあり、京都自治体要求連絡会の皆さんとご一緒に市役所の職員、市民に訴えました。

以下は分会長の訴えです。

 私たちが青いとりを離れて、ちょうど半年がたちました。
 2週間ほど前、青いとりの子どもたちや、卒園児さん、保護者や、元職員が、総勢80名近く集まって、公園で遊び、懐かしい給食の手作りカレーを食べました。
 汗いっぱいかいて走り回る子どもたちの姿も、カレーの味も、半年前と全く変わっていないのに、私たちは、青いとり保育園に入ることさえできない、今の現実を、改めて実感しました。

 長年にわたって、病院の要望に応え、看護師さんやお医者さんが働き続けるのを、支えて頑張ってきて、30数年たちました。たとえ委託先が変わろうと、このまま青いとりで、働き続けられると思っていたのに、京都市と市立病院は、それまでずっと続いてきた、子どもたちと過ごす当たり前の日常を、私たちから奪いました。

 保護者の声を無視し、子どもたちの不安にも、全く心を寄せずに、私たちを、使い捨てのモノのように、簡単に切り捨て、結果、保育所の職員が全員入れ替わるという、前代未聞の事態を引き起こした、京都市と市立病院は、やっぱり許せません。

 今、保育所や療育施設など、子どもたちが過ごす現場では、配慮のいる子どもたちに、臨機応変な対応ができる、経験豊富なベテランの保育士が、とても求められています。
 院内保育所でも同じです。急患の対応や手術が長引いて、保育時間内に保護者がお迎えに来られないこともよくあります。病院の状況を把握して、対応することが求められる特殊な部分もあり、保育者が経験を積み、継続していくことはとても大事なことなのです。
 まじめに頑張って働き続けること、経験を積み重ねることは、財産でこそあって、決して、職を失うような、悪いことではないはずです。
 
 今後、このまま、4年毎の見直しの度に、事業所も保育者も変わっても差し支えない、ということでいくなら、預ける保護者はますます減り、一層安上がりな、命の安全にも不安を持つような、託児所になりかねません。そして、青いとり保育園だけのことにととまらず、“安ければいい”という、京都市の姿勢が、京都の保育全体に及ぼす影響は、とても大きく、認可園に、企業が参入する契機にもなっていくのでは、と危惧します。 
  
 信頼してきた、大好きな大人から切り離された、子どもたちの悲しみ。
 全員の継続を願ったのに、真摯に向き合ってもらえなかった、保護者の怒りと悔しさ。
 みんなで一緒に、子どもたちと過ごす夢を奪われた、若い職員の思い。

 私たちは、そんな思いを背負って、今後も、京都市と市立病院が、私たちの声をしっかり聴き、自らの非を認め、誠実に対応するよう、求めていきます。
 
 来年2月には、京都市長選挙があります。
 裁判に訴えられるような市長ではなく、本当に、子どもが大事にされる保育、子どもの命を預かる保育者も大事にされる保育行政を進めてくれる人を、京都市長になってもらうため全力でたたかう決意です。