2015/02/27

青いとり保育園 保育と職員の雇用を守る緊急集会

 2月25日、ラボール京都のホールいっぱい250名の参加で緊急集会が開かれました。

この問題の中心は、今回の委託契約の中に、雇用や労働条件の継承を条件としなかったために、新事業者に参入したアートチャイルドケア社の好き勝手を許していることです。事業者が変わっても雇用は維持する条件で契約を結ぶ例は少なくありません。ましてや、人が人を相手にする福祉・保育の事業委託ではなおさらです。
子どもたちの成長を保障する「保育の質」を確保してきたのは、まぎれもなく保育の現場で働く職員です。建物と保育士の数が揃っていれば、保育の質が守られるものではありません。
この点においても、この状況をゆるしてきた委託発注者としての市立病院、病院設置者としての京都市の責任は重大です。

集会では、保育園で働く職員、そして保護者から、怒りと不安の訴えがされました。
同じ保育の現場で働く参加者も、自分たちが培ってきた今日までの保育を全面否定する京都市・市立病院の姿勢に怒り、青いとりのなかまたちの発言に涙して聞き入りました。
集会後のアピールデモにも、引き続きたくさんの方が残ってくださり、市立病院まで『京都市・市立病院は雇用に責任を持て!』と、怒りを声にして歩きました。



2015/02/10

青いとり保育園職員の「不当解雇」に強く抗議する!

子どもたちの保育に重大な影響を与え、労働者の働く権利を奪う
アートチャイルドケア社と京都市立病院による
青いとり保育園職員の「不当解雇」に強く抗議する!

 2月6日にアートチャイルドケア社は、京都市立病院院内保育所である青いとり保育園の職員を「選別」し、事実上の不当解雇となる採用内定を行いました。現在の青いとり保育園の職員の半数にみたない8人しか採用しない結果は、青いとり保育園の保育の否定であり、職員の労働する権利を奪うものです。私たちは、このアートチャイルドケア社と京都市立病院に強く抗議をするものです。

 4月1日から京都市立病院院内保育所青いとり保育園の委託先となるアートチャイルドケア社と委託主である京都市立病院に対し、私たちは保育の質と職員の労働条件の保障を求めて、再三、交渉を申し入れましたが、現在も話し合いのテーブルに着くことを拒否しつづけています。

 そうした中、アートチャイルドケア社は、職員への説明も一切なく、「基本給13万円」などの採用条件を書いた紙一枚で採用試験への応募を求めてきました。これまで、青いとり保育園で働く職員は全員で、保護者と共に子どもたちの成長を見守り、サポートしていきたいという強い思いを持ち、頑張ってきました。アートチャイルドケア社の採用条件は、決して納得できる条件ではありませんでしたが、「青いとり保育園の保育を守る」ために、2月1日に採用試験をうけました。長年、青いとり保育園を支えてきたベテラン職員の全員不採用、不明確な基準による採用・不採用決定という6日の内定通知は、職員たちの気持ちを踏みにじり、長年の努力を否定するもので、決して許すことはできません。

 ずっと一緒に過ごしてきた保育士が退職して、いなくなり、全然違う保育の中に置かれてしまう子どもたちの不安な気持ちを無視するアートチャイルドケア社。そんな会社を「信頼できる会社」「『保育の質の確保』はしっかり守ってもらえると信じています」と言い切る京都市立病院。また、民間保育園での保育事故の特別監査で「職員の入れ替わりが激しいことは悪循環を生み出す」と言いながら、現場の労働者に責任を押しつける「安上がりの保育」を許した京都市の責任は重大です。

 京都市立病院とアートチャイルドケア社の2014年12月12日の覚書では、「現在、院内保育所で働く職員の引き受けに向けて措置を講じる」と明文化しています。また、市立病院は、保護者との懇談の場で、「保育士の継続雇用を真摯に働きかける」「保育士の雇用の継続については、アートチャイルドケアに指導します」と保護者に説明してきています。この間の病院の対応は、覚書にも反し、利用者である保護者の思いを大きく裏切るもので、断じて許せません。

 保育の質の確保のためには、そこに働く職員の継続雇用が不可欠です。アートチャイルドケア社が提示した、労働条件および賃金では、保育士の労働条件の低下は避けられず、保育の質に大きな影響を与え、医師・看護師など職員が安心して働くことができなくなります。未来を担う子どもたちの心身の成長にも重大な影響を与えるということはだれもが想像できる当たり前のことです。

 私たちは、アートチャイルドケア社と京都市立病院が、青いとり保育園が守ってきた保育を守り、京都市立病院の医師・看護師などが安心して働くことができるように、採用内定を撤回し、現在の保育内容と雇用条件を保障することを強く要求します。また、病院の設置者であり、業者選定にも関わってきた京都市にも重大な責任があり、混乱解決のために全力をあげることを求めます。

 引き続き、アートチャイルドケア社・京都市立病院・京都市に対して責任を追及していくために、すべての皆さんの大きなご支援・ご協力をお願いします。


2015年2月9日                         
全国福祉保育労働組合京都地方本部
 執行委員長 前田 鉄雄
                                
京都医療労働組合連合会
 執行委員長 松本 隆浩

2015/02/05

「青いとり保育園」闘争へのご支援をお願いします。

京都市立病院は青いとり保育園職員の賃金労働条件に責任を持て!!
基本給130,000円では暮らせない!委託元の責任で賃金労働条件を改善せよ!!
官製ワーキングプアをつくるな!!

青いとり保育園は、創立38年になる京都市立病院の院内保育園です。

運営母体の京都市立病院が来年度から子ども子育て支援新制度の「事業所内保育所」の申請をし、新たに60人定員(地域枠15人を含む)の保育園として、その委託事業者を公募にかけました。

その結果アートチャイルドケア株式会社という新たな企業が選ばれましたが、その委託金額(6636万円)が低すぎることについて、関係者からも大きな不安の声があがっています。

4年前はじめて民間委託され、ピジョンハーツ株式会社に委託された時点で、それまでの給与から3割ほどダウンしましたが、職員としてはそれでも目の前の子どもたちを放り出すことはしたくない、これからも継続できるよう踏ん張ろう…と保護者の応援の中、厳しくても頑張ってきました。

しかし、子どもたちの想いに寄り添い、保護者の子育ての不安も受け止めながら、毎日安心して過ごせる場として保育を守り続けたくても職員一人ひとりの生活もあり、これ以上低い処遇では働き続けることができません。そして、今の保育内容、保育の質をこの金額で維持することは困難です。そのことを多くの人に伝えたいと署名や一言メッセージ、ニュースの発行、議員要請など早い時期から取り組んできました。

委託先がアートチャイルドケア株式会社に決まった後も、市立病院とアートチャイルドケア株式会社への団体交渉申し入れを行ってきましたが、両者とも「組合に説明するべき立場ではない」「交渉に応じる立場にない」と応じようとしていません。それでも、「今まで創り上げてきた青いとりの保育に自信をもって職員たちが働き続けられるよう頑張ろう!」と一丸となって奮闘しています。

この闘いは、公的保育の水準の後退を許さず京都の保育を守る闘いでもあります。皆さんの協力とご支援をお願いします!




2015/02/04

「イスラム国」による蛮行を糾弾する!

「イスラム国」による蛮行を糾弾する!
いまこそ、平和と民主主義を守る闘いを強めましょう。
 
 昨日、湯川さんに続き、後藤さんのいのちが「イスラム国」により奪われたとの報道がありました。お二人のご家族・友人のみなさんに、心からお悔やみを申し上げます。同時に、「イスラム国」による残虐非道な蛮行に強く抗議するものです。

 イラク攻撃から始まったとされる過激派の組織化、「イスラム国」は、日本人だけでなく、多くの外国人のいのちを無法に奪い、捕虜とした女性や子どもを奴隷として扱っているとの報道もあります。こうした人間の尊厳を蹂躙するような行為は決して許されるものではありません。

 一方で、今回の事件を口実として、自衛隊の海外派兵など、日本を「海外でも戦争できる国に変質」させようとする動きも決して許すことはできません。

 いま行うべきことは、外国人戦闘員の参加の阻止など、国連の安保理決議に基づいて、世界中が一致して「イスラム国」を包囲していくこと、「イスラム国」の温床となっている世界中の格差の是正、公正で平等な社会の確立です。

 私たちは、世界中の良心的ジャーナリストが「イスラム国」などで起きている事実を報道する権利を守ること、すべての人々の生命や身体、財産を守ることを要求します。そして、「イスラム国」の蛮行を許さない全国、世界の声を広げていく努力を行います。

 人類が到達した平和と民主主義の理念は、私たちの先達たちが、文字どうり血を流しながら闘いとったものです。いま、この原則が揺るがされようとしています。いまこそ、すべての人が勇気を持ち、連帯と共同の力をしめそうではありませんか。すべての組合員に呼びかけます。人権、平和、民主主義を守ろうと。


2015年2月3日

福祉保育労京都地方本部  執行委員長  前田 鉄雄
京都医療労働組合連合会 執行委員長   松本 隆浩