2014/11/20

福祉労働者の処遇改善を!伏見支部街頭宣伝


11月19日、伏見支部の仲間が大手筋の東口で「処遇改善実現署名」の宣伝行動を行いました。福祉保育労京都地本では、各支部が年内に1回は街頭宣伝を行い、福祉労働者の処遇改善についての要求や願いを市民の方に訴えようと取り組みを強めています。
だんだんと寒さが身にしみる季節になってきましたが、立ち止まって私たちの話を熱心に聞いてくれる市民の方も少なからずおられました。


福祉保育労は、この秋から来年2月にかけて「福祉人材確保対策のための処遇改善を求める請願署名」(処遇改善実現署名)に取り組んでいます。福祉労働者の劣悪な賃金・労働環境を抜本的に改善し、福祉人材の確保と定着を図るための施策の充実を求める署名活動です。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、福祉労働者の賃金は全産業の平均より月額9万円も低い現状です。また、地方労働局の調査では、介護・保育職場での労基法の違反率が他の産業に比べて大きく上回っていることが明らかになりました。「安心して働けない」「将来に展望を持って働き続けられない」福祉職場になっています。結果、福祉職場は深刻な人材不足に陥り、大きな社会問題になっています。


そうした状況の中、今年6月の通常国会において、「介護・障害福祉従事者の人材確保のための介護・障害福祉従事者の処遇改善に関する法律」が全会一致で可決・成立しました。しかし、法律には具体的な処遇改善の施策や目標が明記されていません。また、この間の厚生労働省の検討会でも、労働条件の改善が望めるような議論にはまったくなっていません。

現状を放置すれば、ますます人材不足は深刻さを増し、近いうちに福祉現場は立ち行かなくなってしまいます。私たちは、憲法25条にもとづく国民の権利としての福祉を実現させるためには、福祉労働者の処遇を抜本的に改善し、人材の確保と定着が必要との考えから運動を展開しています。ぜひ、多くの方々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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