2014/06/20

青いとり保育園守る会再開集会


 京都市立病院院内保育所青いとり保育園は、4年間の委託契約が来年3月に切れ、新たな委託先を決める時期を迎えています。616日「青いとり保育園を守る会」の再開集会が会場一杯の79名の参加で成功しました。

 


ピジョンハーツになって職員の給与は3割カット、全員1年契約の非正規雇用になった現状と、それでも子どもたちや保護者の願いに応えて「青いとりの保育」を守ろうと頑張っている姿が、職員の寸劇や保護者・OBのメッセージでリアルに伝えられました。

 今、新園舎の建て替えにともなって、園庭にはほとんど土がないとか保育室の床はすべて樹脂製など、新たな問題も明らかになってきました。正規職員が一人もいないことに加え、長時間保育園ですごす子どもたちにとって最悪の環境です。「青いとりの保育と雇用を守れ」の運動は、子どもや働く者を守り国や京都市の医療・福祉・保育のあり方をも問うていく闘いです。不安定な委託ではなく、病院直営の保育所運営でこそ、病院職員が安心して子どもを預け長く働き続けられるし、それが、災害・緊急時の拠点ともなるべき市立病院が、十分その機能を発揮できることにつながるのではないでしょうか。署名もたくさん集めて、よりよい院内保育所を目指していこうと決意しています。

集会では、保育園保護者会のほか総評・病院支部・日本共産党市会議員・中京地区労・福祉保育労の仲間より激励を受けました。

子ども子育て支援新制度学習会

保育・学児種別合同学習会として、佛教大学の杉山(奥野)隆一先生を招いてアスニーで学習会を開催しました。
当初予定していた人数より大幅に参加者が増え、途中急きょ隣の部屋もあけて会場を広げてもらうなどして、最終85名が参加。学びを深めました。

参加者の感想より…
★子ども・子育て支援新制度の話で、放課後児童クラブの話はなかなか聞かなかったので、「あそび」の部分が学習支援になってしまうおそれを知って悲しくなりました。保育でも発達のことは見てもらえず…そんな中で子どもはどんなふうに育つのでしょうか?働く者と保護者が共感できない環境になっていく制度だな…と改めて思いました。
★新制度については、すすんでいくにつれだんだんわかりにくいようにうまく隠されているようになってきていると感じる。こんな風に制度の裏側や本当に着目すべき点をひもといて伝えて頂けるのはありがたいです。
★この制度が一体誰の為になるんだろうかと思いました。すべてのこどもの福祉が守られなければならないのに、全然そんなことは保障されていないし、居宅訪問型保育の話をきいても、子どもの事は何も考えられていないなと思いました。『園内外の行事を通して国旗に親しむ』という文にも驚き、こわいなと感じました。この流れを知り、広め、止める必要があるなと強く感じます。

制度のしくみが複雑で、一度聞いただけではわかりにくい制度だからこそ、繰り返し学び、その危険性を自分の言葉で語っていけるようにしなければという感想がたくさん寄せられています。
福保労としても引き続き、種別間で相談しながら、学習の場を作っていきます。


医療・介護総合法案の可決に強く抗議する!

国民のいのちと暮らしを危うくする医療・介護総合法案の可決に強く抗議し、安倍内閣の退陣を求める!

 昨日、2013年8月に「社会保障制度改革国民会議」の報告書が諮問した医療・介護など社会保障全体の改悪を進める医療・介護総合法案は、多くの国民、全ての野党の反対にもかかわらず、短時間の審議で、自民、公明の与党などの賛成多数で可決、成立した。

 安倍首相は「高齢化が進む中、社会保障の財政基盤の安定性を考えた時に、自助の精神がなければ、社会保障を維持できないのは当然だ」と国民や患者、利用者の負担増と給付範囲の縮小は当たり前だと言い放った。この主張は、憲法25条の生存権保障と国の責務を棚上げし、社会保障の権利性をまったく理解していない誤った思想である。
  
 この法律は、地域から病院を淘汰し、医師や看護師や介護職員の専門性を否定し、ますます介護サービスを受けにくくするなど、患者・利用者、国民の医療と介護を受ける権利を侵害する悪法である。この悪法により、地域の病院の淘汰再編成が急速に進み、医師や看護師、介護職員の業務が変質しかねない。2015年4月から、要支援1・2の訪問・通所介護事業は保険給付から外され、市町村の地域支援事業に置き換えられ、特別養護老人ホームの新規入所者は要介護3〜5の人に限定される。8月からは、一割の介護サービスの利用者負担を、一定の所得がある人は二割に引き上げられ、介護施設に入所している低所得者に対する居住費や食費の補助も縮小されるなど、医療と介護サービスの質と量が低下し、重大な影響が予想される。

 その内容は、国民のいのちや暮らしに関わる重要な内容であるにもかかわらず、19もの法律をまとめて改悪した。参議院の審議において、厚労大臣が法案の根拠となった資料を撤回し謝罪するなど、法案の不備が明らかになり、徹底審議は必然的である。手続き的にも、十分な議論の時間を保障せず、実務的にも大きな瑕疵があるにもかかわらず、与党は強権的に採択した。国民の生存権や幸福追求権を侵害するだけでなく、民主主義の点からも糾弾されるべき希代の悪法である。

 私たちは、国民のいのちと生活に重大な影響を及ぼす悪法の発動中止と撤回を求める。そして、国民の権利を蹂躙し続ける安部内閣の退陣を要求する。日本の社会保障と未来を守ろうとするすべての人々と共同して取り組みを進めることを表明する。

福祉保育労京都地方本部 執行委員長  前田 鉄雄
京都医療労働組合連合会 執行委員長  松本 隆浩

2014/06/19

共済学習会

働く仲間の助け合い・支え合いの制度としてつくられた共済制度ですが、今度の大会決定後、さらに加入しやすく保障も充実したものに改正されるにあたっての学習会を、中央本部から書記次長さんに来たいただき開催しました。「今度の制度では、インフルエンザ等で連続5日以上休んだ場合も医師の診断があれば給付」という話には、みんな“なるほど”とうなずき。
参加分会の中からは、「この制度ができた当初から加入しており、その時々に多大に助けてもらった。ぜひみんなで加入しようということで新採の職員にも声をかけ、一年後に団体共済と医療共済の加入を進めてきた。」「なにより嬉しいとき(結婚や我が子の入学など)にお祝いしてもらえるのがうれしいね」と、実際利用しての声も聞かせてもらえました。
該当項目があっても申請しなければ給付は受けられません。日頃から分会の中で話題にしながら加入者も増やし、さらにみんなで助けあえる充実した制度にして行きましょう。

2014/06/10

共同シンポジウム・福保労中央行動に参加

「福祉は権利‼︎利用者・経営者・労働者が社会福祉を問う共同シンポジウム」として、立場をこえて270人以上の人が集まりました。
京都からも、14人が参加。
「高齢者をベッドに縛りつけ…」「多動で危険だからと部屋の中にとじ込め…」など、安全を守るために…と「安全」を履き違えた状況がまかり通っている中、発達が保障されているかという見極めがとても大事。そのためには現場の実態に“気づき”改善していくパワーが必要。だからこそ「福祉・保育はサービスじゃない‼︎」「福祉は権利なんだ‼︎」…という声をあげて国民レベルの認識にして行こう‼︎とみんなで確認しました。

翌日の福保労14春闘中央行動には、当日朝早く京都を出発して駆けつけてくれた人も合わせて、15人が、それぞれ種別にわかれて厚労省と交渉を持ちました。
どこまでリアルな現場の状況をわかってもらえるのかな…と、不安になりながら…でしたが、貴重な場。声をあげ続ける事が大事です!これからも引き続き頑張りましょう!

この行動の場で、この間みんなでがんばって集めた「福祉は権利‼︎署名」追加分を合わせて7万筆の署名を紹介議員計27名を代表して共産党の吉良よし子議員に提出しました。